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昨年末に久しぶりに国立競技場にサッカー観戦をした。国立競技場は、毎年元日に天皇杯の決勝戦、またほぼ時期を同じくして高校サッカーの決勝戦が行われるなど日本サッカーの聖地と言われている。
国立競技場は、1964年の東京オリンピックの競技会場として建設され、2020年の東京オリンピックに向けて2014年7月から現施設の取り壊しが行わる。2020年の東京オリンピックに向けた新国立競技場は、コンペが行われイギリスの建築家ザハ・ハディド氏による案が最優秀賞となり、流線型の外観と、開閉式のドームにより構成される収容人数が現在の最大で5万人から8万人となる案で建設が進められようとしている。一方でこの案には、コンペでは模型の提出が求められず、鳥瞰図のみで審査が行われ、周辺との調和、周りからの見え方などが考慮されていない、床面積が巨大で、莫大な建設費が掛かり、オリンピック後にも維持管理費が掛かる、恒久的に8万人収容できる必要はなく、8万に収容は仮設で十分であるなどの意見が指摘されている。(実際、現在の国立競技場は、1964年の東京オリンピック当初は7万人弱の収容人数であったが、その後の改修及び座席スペースの拡張で現在の収容人数は5万人。) 今後、どのような形で指摘の意見が反映されるかわからないが、建築に関わるもの、サッカー観戦をするものとして、より施設利用者が楽しめるもの、また継続的に利用できる施設としてサッカーの聖地国立が生まれ変わることを期待する。 (S.S.)
by nihonsystemsekkei
| 2014-02-06 13:11
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